One Note Jam

Nintendo DS liteの液晶ドット抜けを修復したい (2006-08-06)

先日、Nintendo DS liteを購入しました。物自体はいい感じなのですが、残念ながら、上画面のけっこう目立つ部分にドット抜け(正確には常時点灯)が見つかりました。Nintendo DSの液晶画面は、画面の大きさの割には解像度が低いので、1ドットが物理的に大きめです。なので余計に目立ちます。

任天堂に送れば無償で修理(というか良品交換?)してくれるとの話ですが、正直めんどうくさい。そう思っていた矢先、「PSPの液晶のデッドピクセルを活性化させる動画」なるものを見かけました(PSPも液晶を使用した携帯ゲーム機で、本体標準で動画再生機能を持っています)。

要するに、RGB(赤・緑・青)を高速に切り替えて表示するという動画のようです。この動画を表示することによって、液晶の不良画素に刺激を与えるということでしょうか。正直なところ、ものすごく眉唾物です。オーディオ方面の「CDに傷をつけると音が良くなる」といった言説と同じくらいの胡散臭さを感じます。

とはいえ、この程度のことでドット抜けが治るのならば、もうけものです。PSPと違って、DSは標準で動画再生機能などを持っていないので、GBA用にRGB高速切り替え表示を行うプログラムをでっち上げて、DS lite上で動かすことにしました。

  • flicker.zip (実機で動作させるにはGBA用のFlash ROMなどが必要になります)

さて、実際にDS lite上にて実行してみましたが……とりあえず言えることは、実行中の画面は見ない方がいいですね。DS liteの液晶は残像が少ないので、赤・緑・青の高速切り替えがはっきり見えます。ちらつきで目を悪くしそうです。

肝心の効果ですが、一晩放置しておいたものの、相変わらずドット抜けはそのままでした。やはりこんなことでドット抜けが治るなら苦労はしませんか……。

posted at 2006-08-06 | Permalink

© 2004-2008 ENDO