ゲームボーイアドバンス用プログラム開発はじめました (2005-10-18)
ここのところ非常に忙しく、平日はたいてい終電、休日も出勤するか寝ているかのどちらかという不毛な毎日。Symbian OS上でのプログラミングは正直おなかいっぱいという気分。
そんな中、先月はついつい「ゲームボーイミクロ」を買ってしまいました。おまけに「ファミコンミニ・スーパーマリオブラザーズ」と「Dr.MARIO & パネルでポン」も買ってしまい、すっかり任天堂に踊らされている状態です。忙しい身には電源オンですぐ起動という手軽さがありがたいところ。寝る前のちょっとした時間などにすぐ遊べるのはいいですね。
そんなわけで、8-1がクリアできなかったり11連鎖を出してみたりしているわけですが、ふとゲームボーイアドバンス(以下GBA)上でのプログラム開発をやりたくなりました。GBAプログラムの個人レベルでの開発というのは、初代GBA発売以降から世界中で活発に行われていて、フリーの開発環境や各種資料なども豊富に存在しています。実は私も3年前くらいにちょっと手を出してみたことがあるのですが、短いプログラムを作って動かしてみてひとしきり遊んだ程度です。
ちょうど先週の土日は休みがとれたので、昔に書き散らしたソースコードを整備しながら、ちょっとしたゲームの作成を始めてみました。「まずは習作として単純なゲームを……」と思いつつも「せっかくGBAで作るんだから、GBAの機能を駆使しないとなー」などと矛盾したことを考えながら、今作っているのはこんなゲーム。
かつて「マイコンBASICマガジン(通称: ベーマガ)」などの雑誌投稿プログラムで飽きるほど見かけた「キーを押すと上昇・離すと下降・壁に当たらないように進む」というワンキーゲームです。ゲームプログラムを作ったことがある人なら、誰しも一度くらいは作ったことがあるんじゃないかと思います。
GBAらしい唯一のフィーチャーは、自機(?)の上昇・下降の角度に応じて画面全体が傾く(回転する)という点です。以前やはりベーマガで見かけた記憶があるのですが、この手のワンキーゲームで「見た目を3D視点にして新感覚に」というアレンジを施した作品がありました。このゲームもそういう方向性を狙って、目先を変えることで新鮮な感覚を得られないものかと目論んでいたわけですが、実際に動き始めたゲームを見てみると……うーん、試みが成功したとは言い難いかな……。
ま、このゲームはあくまでGBAプログラミングの習作ということで、さっさと完成させて終わりにしましょうかね。暇ができたらまた何か作ってみたいところです。